【新築マンション】設置して4年、エコカラットが浮いた!?撤去してアクセントクロスに張り替えました。原因をまとめました。
2021年に埼玉県の新築マンションに住み始めたしゅしゅファミリーです。
我が家の顔とも言えるリビングのエコカラットが、なんと浮いてしまい最終的には撤去してアクセントクロスに変えました。
今回はその経緯をブログで紹介します。
- 我が家のエコカラットが浮いた原因
- エコカラット不具合についての施工業者の対応
- 急きょのアクセントクロス選びについて
- エコカラット撤去の様子・所要時間など
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エコカラットが2回も浮いた…
2021年初めに現在のマンションに新築で入居した私たち。
インテリアオプションとしてリビング・玄関にエコカラットを設置しました。
ストーングレース・ベージュをリビング一面に施工していただきました。
【トラブル1回目】2024年2月
Instagramで、エコカラットについてやりとりをしていた方から「エコカラットは割れたりしませんか?」とメッセージを頂いたときのことです。
いやいや、割れたりせんだろ…!
と思って、何気なく我が家の壁を眺めていたら、まさかの割れ&浮き&ズレを発見したのでした。
梁に接している部分のタイルが割れて、ずれています。
また、タイルが明らかに浮いています。押すと空洞がある音がします…。
どうしてこんなことに?と不安になりつつも、施工会社に連絡しました。
翌日にすぐに職人さんを派遣してくださると返信がありました。
翌日午後、職人さんがいらっしゃいました。妻の私は予定があったので夫が対応しました。
浮きがあった場所を剥がし、新しいタイルに交換したのですが…
- 時間がかかった(15時ごろから20時まで)
- エコカラット部分撤去の際の粉塵で他の家具や床が汚れた
- エコカラットを叩いて壊す際に騒音が発生した
など、正直しんどい思いをしました…
その時に聞いた原因として、地震やマンション躯体の劣化によって部屋の梁が下がったりすることでエコカラットの浮きに繋がったのかという話がありました。
【トラブル2回目】2024年6月
キッチンで子どもたちの食事の用意をしているとき、ふとエコカラットの壁を見たら、なんとまた浮いている箇所を発見…。
明らかにタイルが浮いています…
該当箇所をコンコンと叩くとやはり前回同様、空洞がある音がしました。
さすがに2回も続くと、原因次第では何度も繰り返してまた補修に来てもらうことになるのでは?と心配な気持ちになってしまいました。
エコカラットの浮きの原因について
結論から言うと、エコカラット(ストーングレース)の施工方法が我が家の壁に合っていなかったという理由です。
※この点に関しては後述しますが施工業者側も認め、謝罪があり原状回復までの補償をしていただきました。
詳しくお話しすると…
エコカラットを設置する壁の下地に対して、適切な施工方法が取られていませんでした。
我が家がエコカラットを施工した下地は「モルタル下地」でした。
モルタル下地の場合、ストーングレースを施工する場合はタイルとタイルの間に隙間を0.5mm~1mmあけて施工するようにLIXILホームページに記載があります。
303角、303×606角、異形状セットについては、0.5~1mmの隙間をあけてください。
https://www.ecocarat.jp/support/use.html
この施工方法が取られず、隙間なくタイルを敷き詰めたことが浮きの原因となりました。
我が家を施工した職人さんに当時この認識が無かった、と説明があり謝罪されました。
今後また同じことが繰り返されるのは困るので、今後出来る最善の対応を提案して欲しいと依頼したところ、エコカラットを撤去し原状回復もしくはアクセントクロスを施工するという提案を頂いたので了承しました。
エコカラット撤去の流れ
浮きが発生してから補修まで約3週間ほどかかりました。その流れをご紹介します。
応急処置
2回目のエコカラットの浮きが発生した後、また翌日に職人さんがいらしてガムテープで応急処置がなされました。
安全面がもちろん大切なので職人さんがそれこそ飛んできてくれましたが、見た目が悲しかったです
すぐに壁が落ちそう、という感じではありませんでしたが、万が一大地震が来たら少し危ないだろうなと思いました。
アクセントクロス決め
エコカラットを撤去して壁紙に戻すことになりましたが、せっかくなのでアクセントクロスを付けていただくことになりました。
アクセントクロスの設置は初めてなので「どうやって決めたらいいですか?」と聞くと「とりあえずサンゲツのホームページにカタログがあるのでそれを見ると良いです」と言われました。
ぶっちゃけ、ホームページを見ただけでは分からない!
まずどのカタログを見れば良いのかというところでつまずき、時間をとってサンゲツ品川ショールームに行くことにしました。
急な話だったのでオンラインカウンセリングなどはもちろん満席。
予約をとらず、飛び込みで行きました。
コンシェルジュの方に事情を説明すると、まずどのカタログを参照すれば良いのか教えてくださりました。
一般住宅用であれば「ファイン」「リザーブ」の2つからまず選ぶそうです。
ショールームに置いてある閲覧用のカタログには実際のクロスが貼り付けられています。ページをぱらぱらめくりながら、気になったクロスの大きな実物を棚から取り出してみる、といった流れでした。
時間が無い中でしたが、何とか3つまでクロスの候補をしぼって帰宅しました。
当日の動きをシミュレーション
エコカラット撤去&アクセントクロス施工当日は、丸一日作業が発生するとのこと。
1度目に補修してもらった際に粉塵がひどかったので、今回の補修では子どもたちは丸一日別の場所に滞在させることにしました。
作業が夜まで続くことを想定して、子どもたちと滞在できるホテルの予約をとりました。
戸建てなどで部屋数が多かったりすればこのような対応は必要ないかもしれませんが、3LDKの普通のマンションなのでこのような対応になりました。
施工当日
当日、朝9時から施工が始まりました。職人さんが6~7名来て物々しい雰囲気に。
上下と隣のご家庭には、施工会社からご挨拶をしていたようです。
養生
前回のエコカラット撤去の際にかなり粉塵が舞ったので、養生だけはしっかりやって欲しいと依頼していました。
玄関から廊下はプラダンで覆われ、エコカラット設置部分はマスカーテープで厳重に囲われていました。
キッチンもこのように厳重に養生されました。
窓を閉め、エアコンも止めるので職人さんたち汗だくでした…
エコカラットの撤去
養生に覆われていたので詳しい状況は見えませんでしたが、壁を叩いてエコカラットを破壊していました。(これがなかなかの騒音で、ご挨拶をしていなかった近隣の方から1件クレームを頂いてしまいました…)
職人さん3−4人で9時〜12時頃まで壁の破壊が続きました。
破壊が終わった後は落ちているカケラや粉塵を掃除し、養生が外れました。
アクセントクロス施工
剥がしたあとに新たに見つかった壁の凸凹などを修復してから、アクセントクロスが施工されました。
部屋の原状回復
養生を全て外し、掃除と家具の位置を戻しました。
アクセントクロスの仕上がりを確認し、施工が終わりました。
9時から16時までかかりました。
採用したアクセントクロスについて
リビング:サンゲツ RE55228
子ども部屋:サンゲツ RE55093
当初はエコカラット撤去部分にアクセントクロスを施工するだけの予定でしたが、ご好意で子ども部屋もお願いしました。
リビング側を緑のクロスに変えようか迷いましたが、ひとまずあまりイメージを変えないようにストーングレースベージュに近い石目柄のRE55228をチョイスしました。
主張しすぎず、気に入っています。
また、緑のクロスがどうしても諦めきれずに、気になっていたRE55093を子ども部屋の壁に付けていただきました。めちゃくちゃかわいい…!
まとめ
ご心配をおかけしましたが、我が家のエコカラット撤去の経緯を語らせて頂きました。
- エコカラットが壊れることは滅多にないが、我が家のように施工不良のパターンもありえる
- 施工会社と話し合いをし、エコカラットの撤去をした
- 我が家のケースでは、原状復帰はもちろん、アクセントクロスへの張り替えや滞在費などの費用も施工会社が請け負った(こちらの費用負担は一切無し)
- エコカラット破壊は騒音が発生するので、近隣の方へのご挨拶を入念にした方が良い
私たちがエコカラットを施工した会社はサンクチュアリです。
今回こういったトラブルが発生してしまったことは残念ですが、できる限りの対応をして頂きました。(エコカラット撤去費用、アクセントクロス2部屋分、当日の滞在費等)
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